【推し本② はるか】

1 はじめに

 この本は、以前紹介した著者の第二作目にあたります。前作がとても面白く、書店でこの二作目を見つけて即購入しました。
 この記事では、この「はるか」という本の紹介をさせてください。
 前作↓↓

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ルビンの壺が割れた (新潮文庫) [ 宿野 かほる ]
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2 本の紹介

タイトル はるか
 著者  宿野 かほる


以下は、本の裏表紙にある紹介文からの引用です。

 

「賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会い恋に落ちる。彼女の名は、はるか。大人になり偶然再会した二人は結婚するが、幸せな生活は突如終わりを告げた。それから月日は経ち、賢人は人工知能の研究者として画期的なAIを発明。「HAL-CA」と名付けられたそのAIは、世界を一新する可能性を秘めていた。「ルビンの壺が割れた」で大反響を呼んだ著者による、更なる衝撃が待つ第二作。」

 


3 読後の感想
 この本は、読む人を選ぶかもしれません。
 これは妻が「内容はわかったんだけど、途中に差し込まれるAIの専門的な話や数学の話はよくわからなかった」と言っていたからです。
 もちろん、AIや数学がわからなくても読み進められますが、AIの現在の進化や高校数学が分かっていると、より一層楽しめます。

 

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 この本の中で、「複素数」や「虚数」を使って「仮想」と「現実」についての表現がとてもおしゃれで大好きです!!
 そしてAIの進化の先には、この本のような未来もあるんだろうなと思えました。巻末に参考文献がいくつか載っているので、でたらめな内容ではありません。とても面白かったです!!

 

4 おわりに
 第二作は、第一作と比べて、だいぶ毛色が違いました。AIや数学好きの私としては、とても楽しめました!ぜひ読んでください。ただし、宿野かほるさんの作品のお約束は忘れずに(笑)

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