方法序説第4部を読んで・・・
こんばんは。himayomibitoです。
今日は方法序説第4部を読みました。
この部では、ついにあの有名過ぎることば「われ思う、ゆえにわれあり」が書かれていました。この言葉は、大学の講義で聞き覚えがあって、この部に書かれていたため、この一文を見たとき、ちょっとした感動しました(笑)
さて、この部を読んで感じた最初の感想は「難解。。。」です。正直とても難しかったです。デカルトが第4部の冒頭で、「語るべきかどうか、私にはわからない」「形而上学的で、一般とはかけ離れている」と言っていることからも難しいことがわかります。
この難解な中でも、いくつか読み取れたこととしては、デカルトは必ず誰もが真といえることを求め続け、その結果として「われ思う、ゆえにわれあり」という考えに至ったということです。この考えに至った論理は、「確かに疑う余地はないな~」と思いました。しかし、どうやってこんな考えに至ったのか、流石ですよね。
私が特に難解だと感じたのは、「神」の存在を認め、われわれのうちにあるすべては神に由来するというところから論理を組み立てているところです。デカルトにとって神とはどんな存在なのか。日本人が想像している「神」とは違いますよね?私がもっている神のイメージとかなりかけ離れているため、本に書いてある内容をうまく咀嚼できませんでした。4部の後半の内容は難解だったため、少し時間を置いて読み直したいと思います。
週半ばから仕事が忙しく、3日ぶりに本を読めたので、ストレス解消になりました。デカルトの論理の組み立て方を理解しきれていない部分もありますが、学べる部分は学んでいきたいです。
|